from 4F

検索語「PICT: 20250627150559-admin.jpeg」の検索結果2件]

ねんどろいどどーるで自創作キャラをつくりたい②[面相編]

【ドールの生首状態などの画像しかないです。苦手な方はご注意ください!】(念の為)

前回のあらすじ→髪塗装に失敗し落ち込んでいた所に顔パーツが届き、希望を取り戻した

ということで前回からかなり空いてしまいましたが、ようやく面相描き(フェイスペイント?アイペイント?)編です!文章書くだけ書いて満足してわすれてた


まず追加の顔パーツについてですが、こちらは『ねんどろいどフェイスメーカー』で注文しました。
サイトでは注文せずともパーツを組み合わせたりそれを保存したりすることができるので、パーツを色々見ながら注文前にどんな表情を作るか妄想。
20250825233916-admin.png

通常顔とドヤ顔は自分の絵柄の目にしたかったのでのっぺらで、笑顔とアホ顔は自力で綺麗に描くのが難しそうだったので印刷に頼り一部のみ加筆することにしました。


そして届いたものがこちら!(前回の写真)
20250627150559-admin.jpeg

ここにアクリル絵の具を使って顔を描いていきます!定番な12色セットに加えて、急遽買った青緑色を使いました。
↓ここからは恒例のながーい製作記録です。↓



・下書き編

20250712233204-admin.jpg
のっぺら顔にマステを貼って鉛筆で下書きしてみたところ。意外に目よりも口を描くのが難しい…!

202507122332042-admin.jpg
紙に貼り、裏面をなぞってから上からこすって転写!かわいい!

思い描いていたのは、この上から絵の具で線画→水ではみ出てる鉛筆部分だけ消す→塗り!の流れだったのですが…

202507122332044-admin.jpg
鉛筆が思ったより消えない…どころか汚れまくる!!左下の顔の目尻のあたりとかが分かりやすいかも。
どうやらPVCと鉛筆の相性はびっくりするほど悪いっぽいです。
除光液をつけて綿棒で根気よくこするとなんとか落とせました。焦った……。
下書きは鉛筆じゃなくて絵の具一発でやっちゃったほうが綺麗に仕上がるかもです。難しいですが…!


そしてしれっと笑顔パーツにまつげを描き足しています。
202507122332043-admin.jpg
マステでマスキングして剥がしたところが先程の写真ですが、少しはみ出てしまってます。こういうところは先の細い棒に水とかうすめ液とかをつけてガリガリ剥がすと修正できました!
忘れていたアホ顔のまつげも後で同じ方法で描きました。


ここから絵の具下書きで調整を繰り返していき、
202507122332045-admin.jpg
下書き兼線画が完成!細かい線の調整は水や塗料うすめ液をつけて棒で削って、大幅な修正は除光液で拭き取り でやるのが良いかも。


・塗り編

これを元に、白目の塗り→虹彩の塗り→まつげの黒の順で塗っていきます。
図解的なものも作ってみました。
20250712233204-admin.png
簡易ウェットパレットのトレーには、自分はヨーグルト容器のフタを使いました。ちょうどいい高さとサイズな気がする…。
絵の具の水分が保たれていると、塗った時の段差や筆跡も出づらい気がします。
(実は今回の作業中は使っておらず、完成後に行った修正の時にようやくその重要さに気がつきました… )


このあたりの作業中の写真はすっかり撮り忘れ、
202507122332046-admin.jpg
こんな感じになりました!
本当はもうちょっと黄色というか緑よりの水色にしたかったのですが、うまく調色できませんでした…。

同時にフェイスメーカー製表情の眉を上塗りしたり、
202507122332048-admin.jpg
笑顔パーツにはチークも入れてみたりしました。
写真だと分かりづらいですが、肉眼で見ると結構印象変わります!!めちゃくちゃ楽しい。


そして絵の具作業が終わったら、仕上げにトップコートをかけます。
トップコートにはクレオスの水性トップコート(スプレー)を使いました。
なんとなくで、光沢タイプを吹いてからつや消しタイプを吹いてみましたが…意味があるかは分かりません。
特にフェイスメーカー製の印刷部分はすっごいテカテカしているのですが、つや消しを吹くと一気に目立たなくなります!!一気に既製品感が増してテンション上がります。あんまり何回も吹いても意味ないそうなので、吹き付ける量が多くならないように注意しながら気持ち軽めにのせるといい感じでした。




202507122332049-admin.jpg
こうして表情パーツが出来上がりました!!

そしてしれっと髪パーツもベース白塗装までいっています。次回は塗装(成功)編です!!


また、最終的に通常顔は全消しして描き直したのですが、そのあたりはまた追々書きたいです。
20250825235227-admin.jpg
こちらが修正後の通常顔です!前twitterに上げた時よりはいい感じなんですが、まつげが前髪で隠れるのに気づかず進めてしまい…時間できたらまた修正しようかな〜と思っています。


近頃ひっそりとドール沼的楽しさを噛み締めております…。自作品のキャラの立体物は万病に効く。
そして強欲なので2体目以降も増やそうと目論んでいるのですが、今のところ特に作りたいキャラに絞っても3人いる上、全員男です。逆ハーレム状態になってしまう………
お店で買える既製品ドール服は(私の探し方の問題かもしれませんが)女の子の方が充実している気がするので、これでいいのか…?と思いつつ、すでに2体はボディを買ってしまいました。しょうがないよね…!!!
こんなことをしている場合ではないような気もしますが、できる時にやりたいです。究極の自己満足たのしい!!!

#ておれこ

工作

ねんどろいどどーるで自創作キャラをつくりたい(1.5)[スポンジ塗装・失敗編]

【ドールの生首状態の画像しかないです。苦手な方はご注意ください!】(念の為)


前回造形が終わったので、いよいよ塗装に移ります!
しかし塗装は全くの未経験かつ、あまり本格的な道具には今回手が出せません。理想はエアブラシでグラデーションつけてみたかったんですが…費用もかさむし使うのもメンテも難しそうだし…と諦め。
缶スプレーを使うのも考えたんですが、いまいち色がピンとこず…。あとどっちも作業机を盛大に汚す未来が見える。
それでも何とかキレイに塗れないかな〜と色々調べていたら…ありました。低コストでムラなく塗れる方法が!
それはスポンジ塗装です!!
化粧用のキメの細かいスポンジで塗料をポンポンとスタンプするように塗り重ねることで、厚塗りにならずムラも出にくい仕上がりにできるそうです。先人の方の知見ありがてえ。


ということで塗装用に揃えたものがこちらです。
20250627150559-admin.jpg

100均の化粧用スポンジと造形時より目の細かいやすりセット、そして模型用の水性塗料・アクリジョン。
匂いや有機溶剤系をなるべく抑えたかったので、水性塗料の存在は本当に助かりました。
左3つの瓶が少し大きいものが下地用のベースカラーで、右2つの下段は髪色用、上段の白いのはトップコート用です。あと写すのを忘れてしまったのですが、同じシリーズの「エアブラシ用うすめ液・改」なるものや、乾燥時に固定するための棒と台、100均でスポイトと混ぜるための棒も買いました。100均のレジン用品ありがたすぎる。   

準備できたのでここからさっそく塗っていきます。が、結論から言うと…タイトル通り、1回目は失敗しました!!
ですがせっかくなので、反省点のメモなども兼ねるため失敗編として書いてみます。
それに最終的にはこの失敗を活かしてスポンジ塗装で完走できたので、ちゃんとやればエアブラシに手を出せない人にはかなりオススメできそうな気がしてます!成功編も後々ブログに上げる予定です。


ここからは恒例のダラダラ製作過程です。はちゃめちゃに長いので畳んでおります。↓



完全に同じ条件でやってる人の詳しい話を見つけられなかったので、ある程度は調べつつも勘だけで自己流を突っ走っていきます!
塗装の大体の流れとして下地(ベースカラー)→色→トップコートの順でやっていきます。


先ほども書きましたが、まず下地にはアクリジョンのベースカラーを使いました。
こういう塗料はいきなり色を塗っても下地を隠しきれずうまく発色しないことがあるようです。そのため隠蔽力の高いベースカラーを塗って単色化することで狙った色にしやすくするみたいです!またベースカラーは粒子が他と比べて大きく、細かい傷を埋める効果や塗料の食いつきがよくなる効果もあるようです。
今回髪色に使うオレンジ系は色の中でも特に隠蔽力が弱いそうなので、下地の定番っぽい白とグレーは即決。またアクリジョンのベースカラーは下地だけでなく色に混ぜて使うこともできるみたいなので、調色に使えるのではと赤も買ってみました。
ここからはどう塗っていくか、方針を決めますが…

そういえば今まで読んだねんどろ改造系のブログの方々は皆…サーフェイサーなるグレーの下地を吹き付けていた……。(先述の下地と同じ効果かつ、グレーにすることで凹凸を見つけやすいらしい)
しかもそこからやすりがけして細かい傷を撲滅してる方もいた気がする……。
ということでまずこれを見よう見まねでやってみることにしました。


202506271505591-admin.jpg
感覚を掴むためにもとりあえずベースカラーのグレーだけで塗ってみたところ、世にも珍しい黒髪アンヘリカが爆誕。
よくスプレーなどで使われてるサーフェイサーよりかなり黒寄りなので、白と混ぜて使うといいのかも。ですが結局白で覆い隠すつもりなので、とりあえずこれでやすりがけをしました。

202506271505592-admin.jpg
なんかいい感じに埋まってそう(やすりが行き届いてないだけな気もしますが)。

若干不安になりつつ、ベースカラー白で単色化します。
202506271505593-admin.jpg
めっちゃ下地隠れる!!これはすごい。
ここまで特に塗料を薄めずに使っていたのもありそうですが、1度塗りでほとんど隠れたんじゃなかろうか。
なんだかいけそうな気がし始めながら、色に取り掛かります。


ベースカラー含めテストピースを何回か作り、最終的に今回は 基本色はオレンジ・ハイライトにはオレンジイエロー・うなじ付近などのグラデーションにはオレンジ+ベースカラー赤 の構成で行くことにしました!
ここでも塗料は大体薄めずに、2〜3度塗りでやっていました。

そしてポンポンしていき、色を乗せ終わったのですが…
202506271505594-admin.jpg
なんか…赤くない?
あと若干色も濁ってる気がする…。

202506271505595-admin.jpg
いやでもかわいい!気のせいかも!
でもなんか…ブツブツしてない…?

この時は結構夜中に作業してたので、一晩置いてみて冷静になってから考えることにしました。が、
202506271505596-admin.jpg
やっぱり赤いしブツブツしてる;;


ここで塗装をやり直すことを決めました。つらかった……。

アクリジョンの乾燥した塗膜は、油汚れ用マジックリンに漬けておくことで剥がれるそうです。具合がわからなかったので30分くらい漬けてからブラシでこすると皮がむけるみたいに落ちました。しかし塗装の直前に使ってたポリパテ埋め部分も一部剥がれてしまったので、もう一度埋めやすりがけもし直し…。これは漬け時間が長すぎたからなのか…分かりませんが、あんまり何回もやり直すのは避けた方が良いのかも?

こうして無事振り出しに戻りました。



思いつく反省点としてはこんな感じ。
・ベースカラーグレー→やすりの段階の効果が感じられなかった
   傷はベースカラー白で単色化しつつ埋められそう。
・ベースカラー白の時点での塗料の厚みが均一じゃなかったかも
   入り組んだ場所とかディテールに白が入り込まずつい厚ぼったく塗ってしまった。
・気泡や小さいごみの処理ができていなかった
   スポンジを叩く力が弱くて気泡できまくりだったっぽい。あと塗ってる間にパレットやスポンジの表面で乾いて固まった塗料のかすらしきものが混ざって、さらにブツブツしていたっぽい
・ベースカラー赤の発色が強すぎてオレンジが負ける
   というよりオレンジの発色が思ったより弱すぎたのかも?ちょっとでも混ざっただけでほぼ赤単色と変わらない色になる。影色用として使うなら茶色系を混ぜたほうがいいのかもしれない。
・ハイライトの黄色が濁ったのはオレンジの上から塗ったからな気がする
   特に白とか混ぜずにクリアーに近い黄色を塗ったので、それはそう…といった感じ。



そんなこんなで挫折しかけ、しばらく放置していたのですが…

20250627150559-admin.jpeg

塗装開始前に注文していた顔パーツが…思ったより早く届いた!!!

ということでやる気を取り戻し、次回は表情パーツ編です!また近いうちに上げます。






そして突然上げ始めて間もないこの企画ですが、先日Twitterに上げた通り…



ねんヘリカ完成しました!!!記事を書いたことで作業欲が高まり無事パーツが完成したので、先に組み立てる所だけやってみて写真お披露目はブログにとっておこ〜と思ってたのですが…。かわいすぎて理性が吹っ飛んでしまった。しょうがないよね…

2・3枚目の通り、塗装やり直しに成功し髪パーツも無事にほとんどムラのない仕上がりにできました。
買った服とか諸々の話に加えて、ここからさらに少し修正作業も行なったので、この辺も改めてまた完成編?で書くつもりです。

#ておれこ

工作